子育てコーチ養成講座17期生の声

子育てコーチ養成講座17期生の声

2018年10月に息子の幼稚園で実施された親育ち応援団講座の講師としてふっちゃんに出会いました。たまたま仕事が休みで予定のない休日の実施だったので軽い気持ちで参加した講座が今思えば運命的な出会い!特に個別でふっちゃんとお話ししたわけじゃなかったけど、講座の中で「わたしも40歳になるまでただの主婦でした。だからみなさんも40歳からでもなんでもできますよ~♫」なんてふっちゃんの言った言葉にズキュン!!と心奪われたのを覚えています。当時わたしは39歳。看護師として働いていて、仕事に対してもその他の時間でも“生き甲斐”や“やり甲斐”というものが自分の中ではなく、モヤモヤとした気持ちで過ごしていた時期でした。幼稚園で聴いた講座では、まずコーチングというコミュニケーション方法を初めて知り、それが子育てに活かせるということ。隣のお母さんたちと子育てのことで前向きなお話し合いができたことがとても楽しかったこと。コーチングを我が子の子育てに活かせたら、怒ってばかりの自分じゃなくニコニコのママになれるのでは?とも思えました。そしてたった1時間で自分の気持ちをこんなにワクワクとキラキラに変えてくれるコーチングと、講師の“ふっちゃん”という存在が気になりホームページやブログを見て養成講座や子コcaféを知り、知れば知るほど講師になってみたいと思いましたがまずは参加しやすい子コcaféに申し込みをしました。

毎月1回土日で行われた講座は、私の毎月の楽しみな時間になりました。お友達から「そんなに長い時間やるの?眠くならない?」なんて言われたことがあります。眠くなるなんてとんでもない。初めて聞くたくさんのコーチング用語。子コカフェで習ったことをもっと専門的に理解し、自分を振り返る時間。これまでの人生を振り返る時間。講座の中では何回も涙をこらえていました。(泣けばよかったなと今は思っていますが)特に座学だけではなく、講座生同士で行うコーチングセッションはとても勉強になりました。相手を認め、信頼し、尊重するというコーチングにとって大事なマインドを念頭に置き、セッションを実施し、セッション後すぐにどういうコーチングをしていたかと意見があり、その場で振り返れることで自分のコーチングの特徴や傾向がわかり、ピアコーチングや実際のコーチングをする場面で活かすことができました。この養成講座を受けて、コーチングを習っただけではなく“心をこめて人生を生きる”という自分の軸になるものを作れた講座でした。

最初は“コーチングの先生”になりたくて受けた講座でしたが今はコーチングという手段を使って私にしかできないことをしていきたいです。世間では虐待のニュースが色々出ていますがそんな親子の、特に親側の支援に目を向けた活動ができたらいいなと思っています。小さなところから地域のお母さんたちを明るく支えていける存在に。ママの笑顔は家族の笑顔!そんな言葉通りに世の中を作っていける人間になりたいと思います。(木津諭加)

 


 

 私がコーチングという言葉に出会ったのは、今から15年位前。まだ子供が幼稚園に通っている頃に、友人から近所のカルチャースクールで気になる子育て講座があるから一緒に行かない?と誘われて受講した時でした。(なんとその時の講師が石谷先生でした!)

その講座で初めてiメッセージとyouメッセージを教えて頂き、それからずっと心に残っていたのです。毎日忙しく過ごしていた中で、なぜ10年以上経ってもこのiメッセージyouメッセージを覚えていたのか?なぜ何かの拍子に何度も頭をよぎるのか?その答えは、それが自分にとって必要なメッセージだったからだ、と最近ようやく分かりました。

私は母親になってからずっと子供を中心に過ごしてきました。そして気が付けば自分の気持ちよりも子供の為に自分の言葉や行動を選ぶことが当たり前になっていました。そんな日常を過ごしていた私に、このiメッセージ「私はこう思うよ」という自分の気持ちを表現するのは衝撃でした。「〇〇ちゃんは偉いね」のような″褒める″ことはしていても「〇〇ちゃんがお手伝いをしてくれてママは嬉しかったよ」という自分の気持ちを伝えることは、これまでの私の子育てには無かったのです。私の中の良い母親像の″自分よりも常に子供中心であるべき!″という思い込みが自分を縛っていたと気づきました。

子育てコーチ養成講座は、自分に必要な気づきを沢山与えてくれる場所です。子育てに限らず、周囲に合わせて自分の気持ちを置き去りにすることが多い私にとって、自分の心に向き合い続けたこの半年間は貴重な学びの時間となりました。自分は母親である前に一個の人間であると認識して人生の選択をしていく大切さを教えてくれました。誰の為でも無く、自分自身が幸せになる為に小さな選択を重ねていく大切さ。学んだことを胸にこれからも自分のペースで自分らしく進んで行こうと思います。

先生、同期の皆さま。半年間本当にありがとうございました。(加藤和枝)

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