やる気スイッチを押す子どもの褒め方
こんにちは。 子育てコーチのふっちゃんです。
みなさんはお子さんに 「いい子だね」「すごいね」 と褒めていませんか?
こんな褒め方であっているのかな? と少し不安になりますよね。
今日は子育てコーチとして、 たくさんのお母さんにオススメしている 褒め方についてお話したいと思います。
脳の中には、子どものやる気スイッチが あると想像してみて下さい。
ポイントは 2 つです。
今日の褒め方をすると、 子どもの本質的なやる気に繋がります。
ポイント1つ目は、
「勉強していい子だね」
「勉強してえらいね」 と言う代わりに、こう言います。
「勉強したんだね」 これだけです。
「いい子だね」とか、「えらいね」と言う言葉を省いて 実際にした行動を、フィードバックするだけにして下さい。
お手伝いをしてくれたときは
「お手伝いをしてくれてえらいね」
「いい子だね」と言う代わりに、 「お手伝いしてくれたね」 と言えばいいのです。
簡単じゃないですか? この言い方のほうが、行動だけが明確になるので 子どもにも伝わりやすいと思います。
2つ目、 この行動を起こした 気持ちを伝えることです。
弟におもちゃを貸してあげた時に、
「弟におもちゃを貸してあげてえらいね」
「貸してすごいね、いい子だね」 と言う代わりにこういう風に言います。
子どもの気持ちを代弁するように、 「弟におもちゃを貸して優しいね」 と言うのです。
例えば、サッカーでシュートを決めた子どもに
「すごいね」
「カッコイイね」
「さすが」 と褒める代わりに、 仲間同士だったら、相手に対して 「サンキュー」と伝えてみましょう 。
親からだったら、シュートを打った君に 「私はリスペクトをしているよ」というような気持で、
「誇らしいな、嬉しいな」と自分の気持ちを伝えるのです。
これを、子育てコーチング的には 「アイメッセージ」というのですが、 親の気持ち、仲間からの気持ちを伝える もしくは、子どもがその行動をした時の 感情について代弁して伝えることをすると、 とても良いのです。
今日の内容は、「いい子だね」「すごいね」 と言うのを、言ってはダメと言うのではなく、 それより、もっと本質的にやる気になる 言い方、褒め方があるということを お伝えしたかったのです。
もちろん、「いい子だね」「すごいね」 「さすが」「カッコイイ」という 言葉の方がやる気になる子どももいます。 なので、この言葉でやる気になるなと感じたら その言葉を使っても良いと思います。
言葉って不思議ですよね。
やる気が出たり、気持ちが失せたりしますものね。
逆に、褒められると思ってやったのに 予想と違った返事が返ってきたり 褒められなかったりすると、 「じゃあ、もうこの行動はやめちゃおうかな」 という風になりかねないので、 行動を伝える1つ目のシンプルな方を やってみると良いと思います。
まとめると、 「良い子だね」「えらいね」の代わりに 「勉強したね」「お手伝いしたね」と、 行動だけをシンプルに伝える。
行動を起こした時の子供の気持ちを代弁する もしくは、親や仲間からのアイメッセージを伝える。
この2つです。