子育ての悩みはこの7つを丁寧にすると消える

子育ての悩みはこの7つを丁寧にすると消える

今日は、子育ての悩みが消える 7 つの秘訣についてお話します。

今日の話を最後まで読むと、普段やっていることの重要性や
こうすれば良かったということがわかります。

簡単に自己紹介をさせていただきます。
・幼稚園教諭 3 年
・幼児教室講師1年
・専業主婦 16 年
・子育てコーチ 16 年
色々な立場から母親と関わってきました。

そして、36 年経っています。

子どもの成長に伴って、悩みは変化していくのですが、
どの年代にも共通していることがありました。

 

その秘訣は、たった7つでした。
私も振り返れば、子育てに悩んで子どもを怒鳴ったり
言い聞かせをして、色々なことをしてきました。
きっと、みなさんと同じだったと思います。
その度に、100 冊以上の育児書などを読んだり
専門的に勉強もしてきました。

その結果、子育ての悩みの解決に必要なことは
たったの 7 つだということがわかりました。

・聴くこと
・話すこと
・見ること
・認めること
・微笑みかけること
・触れ合うこと
・待つこと
この 7 つの観点から、子育ての悩みが消えるポイントを解説していきます。

 

1つ目、聴くことです。
聴くにも「聴く」と「要望を聴く」があります。
楽に子育てをしているように見える人は
子どもの話をよく聴いている人です。

それは、誰でも自分の話を聞いてくれる人のことはよく聴くからです。
長時間かけなくても、家事をしながらでもいいです。
イライラせずに穏やかに頷いて、聴いてあげましょう。
それだけで良いです。

補足として、お母さんがお子さんに
「今日のご飯は何がいい?」と聞いたならば、
希望のメニューを叶えてあげることも聴くことです。
それを積み重ねていくうちにだんだんと
親の言葉も聴いてくれるようになるものです。

 

2つ目は、話すことです。
親と言うものは、我が子に「こうしてほしい」とか
「こうなってほしい」と言いたくなるものです。
正しいことを伝えたくなりますよね。
子どもに親からの想いを伝える時には、量に注意してみましょう。

子どもの話はどれだけ聴いてあげてもいいですが、
親の想いを伝える時は、極力控えめにすることが良いです。
親の想いを伝えることは決して悪いことではありませんが、
あまり言いすぎると、「今のあなたではいけない」
「私はもっと良い子を望んでいる」
というメッセージになって子どもに届きます。
自信を失わせてしまう「副作用」になってしまうのです。
伝える時は小出しにしましょう。

・意欲的に動こうとしない子
・自分に自信がない子
・欲求不満がたまっている子
親の共通点は、細かいことから大きなことまで
日々、あれこれと子どもに伝えすぎている人です。
自分の言いたいことだけ言って、
子どもの話を聴いていないものです。
聴くのはどれだけ聴いても良いですが、
話す時は極力控えめに、小出しに伝えていきましょう。

 

3つ目は、見ることです。
見るというのは「見守る」という意味です。
ハイハイをしている赤ちゃんやよちよち歩きを始めた子どもは
少しずつお母さんのそばを離れて行動していきます。
少し観察しているとわかると思うのですが、
勝手に歩いてハイハイして行ってしまっているようですが、
何か障害物があるときや、
不安を感じると必ず振り返って、
「お母さんがこっちを見ているかな?」とお母さんの目線を確認しています。

その時にお母さんが「いいよ」という顔をすれば前へ進み、
「それはダメよ」という顔をするとその先には進みません。
このような行動を通して、社会のルールや規則を他者から学ぶのです。
精神医学者のロバート・エムディの研究で、
非行や犯罪に走る子どもの多くが、
乳幼児に親やそれに代わり人からの見守りがなかったといわれています。

それ程までに、親のまなざしは大切なのです。
見ると見張るでは全く違います。
見守ってあげてください。
子どもの表情や仕草から、感じているものを読み取ってあげましょう。

そして、その子にしかない可愛らしい仕草や得意げな表情
大好きなことを見つけてあげてください。
温かいまなざしで子どもを見てあげられるのは、親だけだと思います。

 

4つ目は、認めることです。
子どもの嫌いなところや、苦手なところに目が行くかもしれませんが、
シンプルにその子が好きなことや、得意なことを認めてあげましょう。

例えば、
「あなたは、英語は苦手だけど算数は得意ね」
と何かと比較するのではなく
「お兄ちゃんは足が速いけど、あなたは音楽が得意だよね」
と他者や兄弟と比較するのでもなく、
その子自身の得意なところ、好きなところを認めてあげましょう。
認めるところは、得意なところ、好きなところです。
昨日より今日、成長したところです。

「生まれてくれて、存在してくれて、喜んでいるよ」
ということを伝えてあげてください。
子どもが親や誰かのために役に立ちたいと思った行動でも、
時には、失敗してしまうこともありますよね。

でも、失敗したという行動、結果を嘆くよりも、
「行動できたね」「やれたね」
というところを認めてあげて下さい。
「嬉しいよ」「楽しいよ」
「ありがとう」「助かったわ」
親の感情を伝える言葉を使うと良いと思います。

 

5つ目は、微笑みかけることです。
多くの親は、子どもを授かったことを幸福に思っています。

でも、その思いを日々、伝えている人は多くはいません。
欧米では、「I’m happy to see you」
「あなたに会えて幸せです」と、
こんな言葉を、さらっと言うそうです。
日本人はなかなか言えませんよね。
言いにくいですものね。

ただ、言いにくければ、お母さんが笑顔でいてくれるだけで良いのです。
子どもが「自分といると楽しいのだ」と理解できるからです。
子どもに微笑みかけるだけでうまくいきます。

 

6 つ目は、触れ合うことです。
抱っこをしたり、おんぶをしたり、手をつないだり、ハグしたり、
何歳になってもやってください。

大きくなったら、なかなか抱っこをすることはなくなりますけど、
心は「いつも抱っこしているよ」という気持ちでいましょう。

子どもが小さいときは、
たくさん抱きしめたり
膝に乗ってきたり
手を繋いできたりします。

抱っこが出来ないときは、イチャイチャくっついたりしてください。
この時期は、お母さんは子どもの元気の素です。
充電器だと思って下さい。

だから、良くくっついてくるのです。
その代わり充電が終わったら、自然に離れて安心して
遊んだり、勉強したりすることが出来るのです。
触れ合いを大事にしていきましょう。

 

7 つ目は、待つことです。
待つことは、結構、辛抱が必要です。
さっさとお母さんがやってあげたほうがキレイだし、
間違いがなく上手に早くに出来るからです。

でも、それだと子どもの成功体験も、
失敗体験も積むことが出来ません。
子どもは待ってもらっている時間に、
考えたり、想像したり、成長したりするものです。
なので、じっと待ってあげて下さい。

今日は、子育ての悩みが消える 7 つの秘訣についてお話をしました。

まとめると
① 聴くとこ
② 話すこと
③ 見ること
④ 認めること
⑤ 微笑みかけること
⑥ 触れ合うこと
⑦ 待つこと
時代が変わっても、親が子どもに出来ることはこの7つです。

普段当たり前にやっていることですが、とても重要です。
丁寧に関わると、みるみると子育てが楽しく楽になっていきます。

今回は、それぞれの項目を軽く紹介していきましたが、
それぞれの項目をもっと深く解説したものも、随時アップしていきます。

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